ねずみの習性
2016年11月26日
今回はねずみについて勉強しました。
ねずみはハーブの匂いを嫌う/ハッカ・ミント、ワサビにユリの花、防虫剤の匂いも
苦手な動物のもの以外にも、ねずみには苦手とする匂いがあります。ねずみは視力が悪い分、優れた嗅覚でその匂いを敏感にかぎ分け、避けていきます。
匂いの強いハーブ
ねずみに限らず、基本的に動物は強烈な匂いがする植物が嫌いです。
ハッカ、ミントといったハーブで、ねずみを追い払うことが出来ます。薬局・薬店で売られているねずみ避けの薬(忌避剤)の多くは、天然成分としてこれら匂いの強いハーブを含んでいます。
ワサビ
ワサビの匂いも、ハーブの成分とともにねずみ用の忌避剤によく使われるものです。
ただし、匂いではなく除菌効果のみを利用した芳香剤では効果がない場合もあるので選ぶときには注意をしましょう。
ユリの花の匂い
ねずみは、花も食べてしまいます。特にカーネーションの花が大好きです。
しかし、ユリの花の匂いだけは苦手なのです。花が咲いている間は近寄りません。
一方、花が落ちたあとの球根はねずみにとって絶好のえさになってしまいます。枯れたからといってユリの鉢植えを庭に放置していると、いつの間にか掘り起こされ食べられてしまっている場合もあるので気をつけてください。
防虫剤(クスノキ(樟脳・カンフル)の成分入り)の匂い
樟脳は和服用の防虫剤によく使われています。成分そのものが粗いパウダー状のものとなっている製品もあるほか、アロマオイルのようなかたちで販売されている場合もあります。
ねずみは樟脳の匂いが大嫌いです。防虫効果があるので、ゴキブリなど害虫も同時に遠ざけてくれます。
樟脳ほどではありませんが、蚊取り線香の煙もねずみが嫌うにおいとして利用することが可能です。