大分県 アナグマ被害が出ています!
2020年6月22日
令和2年6月22日
こんにちは(^▽^)/
日東防疫㈱大分オフィス、駆除研究所の内海です♪
先週はイタチとテンの違いを紹介しましたが、今週はハクビシン、アライグマ、アナグマの特徴をご紹介します。
大分県でも生息が確認されていて、実際捕獲の依頼があります。
ハクビシン(雷獣)
本州から九州にかけて生息しています。
生息数は多くありませんが、弊社で捕獲された例はあります。
鼻筋が長く、やわらかい体毛で色は褐色。足指は5本なのでタヌ4本指のタヌキの足跡と区別できます。果実、小動物、昆虫などを食べます。
夏から秋の出産で2~3匹生まれます。母子で生活しますが、10~20頭の複数家族で群れを作ることもあるので要注意です。
アライグマ
弊社で捕獲されることが時々あります。大分市の1年間だけでも45頭見つかっています。夜行性です。足跡は5本の指がしっかりと付きます。耳に白い縁取りがあり、尾はしま模様。ため池など水辺を好みます。雑食なので両生類、爬虫類、魚類、鳥類、哺乳類、昆虫類、甲殻類などを食べます。
春に3~6匹出産します。この繁殖に失敗した場合は2度目の発情が存在し夏に出産します。
繁殖力が強いのも特徴です。
生息地域から出すのを禁止されている動物ですので注意が必要です。
アナグマ
日本古来の生物で、本州、九州、四国に生息しています。
弊社では一つの現場で一回に4~5匹捕まえた例があります。
目の周りだけ黒く、尾は短いです。穴を掘る習性があり、ためフンをします。タヌキもためフンをするため区別がつきにくいです。
2~5月に2~6匹出産します。
それぞれいろいろな特徴があります。
以前お客様からためフンをしてるからアナグマだと思うので駆除して欲しいと連絡がありました。私はこの業界に入るまで「ためフン」という言葉知りませんでした。※ためフン(溜め糞)とは同じ場所で繰り返し糞をする習性の事
お客さまも侵入してきた動物に困っていろいろ勉強されているのでしょうね。
ハクビシン、アライグマ、アナグマなど有害鳥獣にお困りの際は弊社までご連絡おまちしております。