クロゴギブリについて
2021年7月13日
こんにちはヽ(^0^)ノ
日東防疫㈱大分オフィスの井戸口です!
今回はクロゴギブリについてご紹介します!
【習性】
ゴキブリはバッタやカマキリに近い昆虫で熱帯雨林を中心に3500以上もの種類が生息しており、そのうちわずか1%が人の生活圏で生息しています。日本国内では約50種が確認され、人や家畜に害を与える衛生害虫といわれています。
ゴキブリは約3億年前から姿を変えていない昆虫として知られています。昆虫の多くは「卵・幼虫・サナギ・成虫」と姿を変えますが、ゴキブリは脱皮を繰り返してサナギにはならずに成虫となります。メスは温度が一定以下にならない限り生涯にわたり卵を産み続け、その卵は20〜40数日でふ化します。秋に産んだ卵のふ化は翌夏になりますが、低温のためほとんどは死滅します。幼虫や成虫も多くが冬の間に死滅。一部が翌年の初夏に活動を始めます。本州ではゴキブリの活動は5~10月とされてきましたが、近年は暖房の普及に伴い通年化しています。
夜行性のゴキブリは、昼間は狭い物陰などに潜伏する傾向にあります。家屋への侵入経路は、ベランダや換気扇、玄関、排水口などありとあらゆる隙間から侵入します。
【生息場所】
食べ物や水があり、暗くて暖かく、そして湿度がある所を好みます。
【クロゴギブリの生態】
行動範囲が広く、野外からも家屋に侵入するクロゴキブリ。成虫は単独行動する習性があり、越冬すると2年弱生き延びます。日本にはかなり古くから定着したと考えられ、一般家屋で多く見られます。メスは1週間から10日ごとに、生涯で17回前後産卵します。一回あたり20~30個の鞘(さや)に入った卵を産卵。キッチンや積み上げられた段ボール、新聞紙・雑誌の隙間、観葉植物の土の中など湿気が多くて暖かい場所に卵を産む傾向にあります。卵は30~40日間でふ化。約1.5~2年幼虫時代を過ごし、成虫の寿命は4~5カ月程度となっています。寒さには比較的強いですが摂氏20度以下で産卵は減少し、17度以下になると活動が鈍ります。
・分布地域
中国南部が原産地とされ、熱帯から亜熱帯にかけて広く分布しています。日本では本州を中心によく見られる種類です。寒さには比較的強く、近年は地球温暖化や空調設備の影響で生息圏が広がり、北海道でも確認されるようになりました。
・生息場所
屋内では、暗くて湿ったトイレの浄化槽や流し台などに生息しています。屋外では、床下や排水溝、マンホール内などに営巣しています。
ゴキブリの駆除の基本は、家の中や周囲を清掃して乾燥させ、生息場所となるキッチンや洗面所など水を使う場所、電気製品の周辺、家具の中など隠れ家となるような場所に駆除剤を置くことです。しかし、徹底的に駆除したつもりでも建物の隙間やモノに付着して侵入し、再び現れることもあります。レストランや食品工場などでは細心の注意を払わなければなりません。したがって、ゴキブリの生態を熟知したプロによる調査、駆除、予防が最善の策といえるでしょう。
日東防疫は、定期管理によって安心かつリーズナブルにゴキブリを見かけない環境を作ります。ゴキブリの生態を熟知したプロが生息場所と繁殖状況を調査。その後も、専門知識を持ったプロが、定期訪問や駆除サービス終了後の衛生チェック・アドバイスなどを行い、ゴキブリを見かけない環境を維持します。ゴギブリ駆除の件でお困りの際は日東防疫までお問い合わせください。
以上、大分オフィス井戸口でした。