シロアリ被害で住宅火災もありうる 大分県速見郡にて
おはようございます。
令和5年10月2日月曜日担当の濵松孝一です。
早いもので10月に突入です。
ここ最近では、本当に朝晩が寒くなりました。
窓を全開にして寝ていたら寒くてこの私が目を覚ますほどです。
大雨や雷ではなかなか目を覚まさない私ですが寒くて一瞬目覚めたのです。
(寒いと思ったのですがすぐに夢の中に戻ってしまいましたが・・・)
知らぬ間に布団をかぶっていました~(記憶にございません)
10月ともなると日の暮れるのも早いですよね。
ちょっと前まで19時を回ってもまだ明るかったのに・・・
なんとも夕暮れはさみしく感じてしまい苦手なわたくしでございます。
さて、表題にあるように今回は少しシロアリについて
先週は日東防疫㈱の本社がある温泉県の別府にシロアリ施工に行っておりました。
シロアリと一言で言ってもいくつかの種があります。
そのうちの一種でイエシロアリの被害宅に駆除施工です。
山岳地域ではヤマトシロアリが多く海岸地域ではイエシロアリが多い傾向が有ります。
ヤマトシロアリはもともと湿気ているところに食害いたします。
しかし、イエシロアリは自身で水分を運びながら食害を進めていく厄介なシロアリです。
つまり、湿気にくい天井裏にも被害が及ぶのです。
今回も2階建てのお家でしたが2階の天井裏にまで被害が達しておりました。
ヤマトシロアリは基本床下の平面的な被害ですがイエシロアリは1階や2階の天井裏にまで進むため立体的な被害となります。
そのため、壁の上部や天井裏にある配線に蟻道がかぶり蟻酸によって被膜が溶けてしまい運んだ水分で漏電してしまうのです。
最悪の場合には、その漏電が原因で家屋火災につながることが有ります。
リアルについこの間、佐賀県でシロアリ被害による火災があったとたまたまつけていたニュースで見てしまいぞっとしました。
今回の被害宅も最初は原因不明の漏電でブレーカーがたびたび落ちるので電気屋さんに点検してもらい気が付いたとの事・・・
大事にならなくてよかった~
その場で配線を新しくされて様ですが私たちがシロアリ駆除施工を進めていると1階の天井裏で大きな蟻道が!!!
その蟻道を崩すとやはり蟻酸で被膜がなくなっているではありませんか。
たまたま別の用事で天気屋さんが訪ねてきておられましたので施主様に報告をしてその場で天気屋さんに診てもらいました。
当然ながら危険との事で新しく被害箇所の配線を新しくされておられました。
イエシロアリは先ほどもお伝えしたように立体的な駆除施工になる為、かなり時間と労力が必要となる施工です。
多くのスタッフの力を借りて無事にすべての駆除施工を完了させることが出来ました。
どのようなご依頼の施工もお客様が今後安心していただけるように日々頑張って技術向上を目指していきます。
今週は遠賀郡岡垣町にてイタチ・テン類の防除施工を行わせていただく予定となっております。