長崎はイエシロアリは害が多い
おはようございます。
令和5年11月6日月曜日ブログ担当の駆除研究所 濵松孝一です。
11月に入りおかしな暑さも今秋からどうやら少し寒くなってくるようです。
今月いっぱいまではコウモリも動きはあるかもしれませんがコウモリのような冬眠をする生き物はボチボチ眠りに付き出すかもしれませんね。
寒がりな私も冬眠に付ければいいのですがそうもいかないですね。
しかし、冬眠は命がけな行為なのです。
それもそうですよね。
食べ物などの栄養を摂取せずに数か月の冬を生命活動を極限まで落として仮死状態になるんですから。
当然、目覚められない個体も出てきますよね。
私はどこでも寝られる性格ですが目覚められないかもしれないのは嫌なので冬は震えながらしっかりと動いていきたいと思います。
表題にあるように先週は長崎にシロアリ調査に伺ってきました。
床下に入っていろいろと調べたり建物の外周や天井裏などもしっかりと見させてもらいましたが今回の被害を出しているシロアリはイエシロアリでした!!
シロアリとはご存じの方が大半だと思いますが湿った有機物(木材など)が好きですよね
そうです。
木材が大好きなのです。
私たちの周りで多く木材を使っているものは?
そうです。
お家ですよね
湿った場所と言えば床下が最も湿気が多くなる場所ですよね
私たちの近くにシロアリはいくつかの種がありますが大きく分けるとヤマトシロアリとイエシロアリがいます。
ヤマトシロアリは先にもお伝えしたように湿った木材を主に食してしまいますので床下に多く被害をもたらします。
ヤマトシロアリの蟻道
イエシロアリは当然元々湿っている床下の木材を食しもしますが厄介なのが自分で水分を運んで湿らしながら被害を拡大していく嫌なシロアリなのです。
イエシロアリの蟻道
ですから床下だけではなく高いところで通常よく乾燥している天井裏まで立体的に被害を拡大させてしまうのです。
このイエシロアリは本当に被害箇所が広範囲に立体的になっていきますので駆除・防除が難しくなってしまうのです。
このイエシロアリが多くいるのが温泉が常にあって地熱で暖かい大分と長崎なのです。
駆除が本当に難しいイエシロアリですがしっかりと駆除施工を行い今後被害が拡散しない様に食い止めたいと思います。