寺院などでの有害獣被害
おはようございます。
令和6年1月22日月曜日担当の 駆除研究所 濵松孝一です。
1月は一年で初めの月ですので何かと行事が多くあっという間に過ぎていきますがお正月休みが随分前のように感じております。
今回は、お寺さんや神社さんのような築年数も長く建物自体も大きな寺院での有害獣被害について少々触れたいと思います。
日本の家屋はとても優秀なものが多いようです。
私は専門ではないので正確なことはわかりませんが日本の古い木造建築はかなり長く建っているようです。
木の特性を理解して日本の気候に合わせて建てているからと思われます。
つまり自然と共存しながら建っているのだと思います。
しかし、現代で照らし合わせるとなかなか自然との共存は成り立っていかなくなっているのでしょう
その昔は、普通に昆虫が居てその昆虫を食べる小動物が居てその小動物を食べる中型の動物が居てなどちゃんと食物連鎖が成り立って大量発生して困るなんてことはなかったのでしょう。
時折、イナゴの大発生などで大変な事にはなっていたようですが・・・
私が小さなときは田舎のおじいさん家に泊まりに行くと天井裏でネズミが運動会したりしていましたし蛇のアオダイショウなんてものも守り神として居たりと普通だったと思います。
つまり昔の建物は隙間が多くあったということですよね。
特に、大昔から建っている寺院は建物自体も大きいですので隙間も多いのです。
と言うかほとんど外とあまり変わらないのではないでしょうか?
てくらい隙間があります。
その為、長く建っているのでしょうが・・・
そんな、大きな建物で出入り自由な場所があると当然生き物も近づいてきますよね。
そんな出入り自由な場所に人間が住みやすい建築資材が部分的に導入されていくと・・・自然動物にとっても快適になっていくのです。(泣)
そうです。寺院さんも部分的にリフォーム工事をされることが多いのです。
なんせ、冬は外と同じ位寒いと思いますから。
更に、古くから建っていますので素晴らしい建築技術だとしても経年劣化は当然していきます。
そんな古くなった場所からもやってきます。
私たちは色々な状況で判断していきながら大きな建物の自然動物被害を改善させてもらうわけです。
大きく古くから建っている建物ですので一筋縄ではいかないことも多くありますが今までの長い経験を活かし日々取り組ませていただいております。
先週にそのような寺院さんからのご相談を受けておりますのでしっかりと計画を立てて改善させていただきたいと思います。