お寺の天井裏にテンが出入り
おはようございます。
令和6年2月12日月曜日担当の駆除研究所 濵松孝一です。
先週は雨模様からのスタートでしたが皆様は予定とかの影響はなかったでしょうか?
私は週の初めに有害獣の防除施工を予定しておりましたが雨がかなり降っておりましたので予定変更にて対応させていただきました。
雨が降ると外での作業が多くなる有害獣の防除施工を行うことが難しくなります。
建物の地面に近い基礎周りは作業が行えますが構造が複雑な屋根周りの隙間からの侵入が多い有害獣の対策は高所作業が多くなるのです。
その為、雨が降ると屋根の上に上がるとかなり危険になりますので作業の予定を変更しないといけなくなるのです。
無理に作業を進めてもきちんと作業を進められなければ対象動物はちょっとした隙間からの侵入となりますので結果的に問題解決にならないのです。
このように天候によって予定変更は多くありますがこの様に予定変更になっても利点としてはその間にしっかりと調査を行えることもあります。
今回はなかなか直接見ることが出来ない天井裏に暗視カメラを設置して状況確認を行っておりましたので長い時間を結果的に調査することが出来ました。
今回のご依頼はお寺と言うこともあり建物はかなり長い築年数があり大きさも一般的なお家より大きいという状況です。
その為、ご住職などは常にいろいろなお部屋にいることは当然ながらできませんので侵入動物がどのような動きをしているかの詳細はなかなか把握はできない状況となります。
事前調査により様々な形跡よりテン類ではないかと予測しておりましたが暗視カメラでの監視調査ではしっかりとテンがうろうろしている状況が移っておりました。
テン類は警戒心が強くイタチ類より対処が難しい傾向がありますが今回もかなり慎重な動きをしておりました。
抜き足差し足とかなり慎重に移動しており住職とのヒアリングでは何となく天井裏で気配を感じていたようですが確信が持てなかったようです。
しかし、暗視カメラでの撮影でしっかりと姿を捉え普段見えない行動を見ることで侵入経路や天井裏での行動が見て取れるので対策も更にしっかりと行うことが出来ます。
どの様な生き物も自然の生きた生物となりますので傾向はあってもすべて違う動きをします。
多くの経験値を基にいろいろな対策を講じていきますが現場の状況をしっかりと集めることもとても大切なお仕事の一つですね。
今週は先週雨で延期になった福岡市城南区にあるお寺さんのテン類の侵入防除施工を安全第一にしっかりと行いたいと思います。
天候が不安定な時もあるようですが施工予定日は問題ない天候になることをお天道様にお願いしないといけませんね。