遠方訪問やトコジラミ被害
おはようございます。
令和6年3月11日月曜日 担当の駆除研究所 濵松孝一です。
皆様
春です。
今週は遠方のお仕事の予定がありまして長崎方面や熊本方面に伺うことがありまして
遠方に伺うと道中いろいろな物が見れたり経験出来たりとワクワクが多くあります。
私は長い道のりは大変なこともありますが楽しめているのではないかと思っております。
なんせ何もなければあまり遠出は出来ないと思いますしちょくちょく遠出で動くといろいろな物が目に入りますから
前に後輩が遠方で山道を走るのが好きだと言っていて共感したことをこの様な遠方に移動していると思い出します。
その後輩は山道で四季を感じられるから好きだと言っていたのです。
いい感性の持ち主ですね~
そんなこの頃ですが私たちのお仕事で多くの注目ごとがありますがその一つとしてトコジラミ問題があります。
私が小さいときは「南京虫」なんて呼ばれていた事もありますが全く地名と関係がないので今ではトコジラミと言われています。
このトコジラミは日本ではあまり見られなくなった昆虫ではありましたが近年は旅行環境が良くなり海外からの訪日旅行者などから再度持ち込まれたと予測されており大きな問題となっております
私たちも多くご質問やご相談を頂くことがあります。
このトコジラミの対応が一筋縄でいかないので大きな問題となっているのです。
なんとも生命力あふれる昆虫なのです。
飲まず食わずの餓鬼状態でも3ヵ月以上生き続けてしまうのです。
また厄介なことに薬剤が効きにくい事や狭い所に入り込んでしまうところです。
そんな厄介なトコジラミですが海外ではずっと問題の昆虫で対処としても海外では強いお薬も使われているケースがありお薬が効きにくいスーパートコジラミなんて言われる薬の耐性が付いたトコジラミなんてものもいる始末です!!
なかなか気を付けにくい昆虫ですがこれからは衛生害虫のゴキブリや不快害虫のカメムシ同様に気を付けないといけない昆虫となってしまいました。
このトコジラミは新規に海外から常に持ち込まれている個体だけではなく2000年以降ぐらいから徐々に増え続けている様で記憶に新しいコロナ過で旅行など大きな移動自粛されていた時も存在していたデータがあり日本国内でしっかりと生息していることがわかりますよね。
コロナ過が明けて旅行者がどんどん増えていくこれからはさらに問題が大きくなっていきニュースでの話では無くなり身近な問題となっていくと思われます。
激しい気候変化や環境変化に対応している自然生物に負けない様にしっかりと私も変化対応していきたいと思うこの頃でした。