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種類の違う虫 ハンミョウ編
2016年9月8日
おはようございます。稲永でございます。
今回は名前は似ているのに、分類が違う虫を紹介します。
ハンミョウという虫をご存じでしょうか?
色合いが綺麗で飛行能力が低いため、逃げてもすぐに着地する様子が道案内をしているかのような行動を取ります。
ハエやアリなどの小さな虫を食べて生活をしているようです。
このハンミョウに名前が似ている虫の一つが「マメハンミョウ」という虫です。
このマメハンミョウという虫は、ハンミョウの仲間ではなくツチハンミョウ科という縁遠い分類となっています。
マメハンミョウの幼虫は生まれてから地表に出て、エサとなるバッタの卵を探します。
バッタも地中に卵を産み付けるため、すぐに見つかるとは限りません。
そのため幼虫は非常に優れた飢餓耐性を持っています。大学の同級生はこの虫を研究しておりました。
研究では何も与えずに20日生き続けた個体がいたそうです。
この虫は「カンタリジン」という非常に強力な毒を持っています。
その昔、暗殺のためにこの虫を粉状にして忍者が使用していたとの説があります。
大学の教授曰く、この虫を4匹食べると人が死ぬそうです。
また、群れて葉っぱを食べているので見かけた場合は、触らずにその場を後にしましょう。
次回は宮崎で見かけた虫たちを紹介します。
また見てください。 ノシ
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