【ハチに刺された回数分毒に対して強くなる体質が存在する】
2016年9月27日
おはようございますMです。💫
本日は、害虫駆除業者ですら誤認識してしまいがちな重要なポイント「蜂の毒」に関して…
「ハチに何度も刺されると抗体が出来て死に至る。」
という言葉を口にしてはいませんでしょうか?
害虫駆除業者は、あまり口にはしていないとは思いますが…、
答えは、Noです。
まずアレルギー体質の人が増加している背景には、日本の衛生・安全性という点で人間の免疫機能を低下させていることが最大の要因となっております。👓✍💭
但し、アレルギー体質の人が増加傾向にあることとハチに刺されることで死亡するという2点は、正しいようで実は間違っております☕️💫
免疫・抗体という生理作用は、身体を守るための作用で、死に至らしめるものではないからです。
本来は異なる理由ですが、例えば身体の変化(強化)が生じる過程において、適応能力が低ければ身体の変化に追いつけず崩壊(致死)。
つまり適応能力が高ければ高いほど身体の変化(強化)に成功し、毒に対する免疫・抵抗力が強くなる為、毒が効効きにくい体質となる訳です✍💭
ハチに刺されれることは確かに痛いですが、それはあくまで外傷の痛みであり、毒による痛みではなくなります🐝
私は幼少期より、
「ハチに3度刺されると死に至る。」
という話を聞いておりましたが、実際には死に至るどころか、スズメバチに刺されてもあまり皮膚に影響も見られず、小型であれば腫れもしません👤
捕獲した検体(スズメバチ)を自分自身の身体に毒針を三回刺し、症状を検証。
種類を変えてミツバチ・ハシナガバチの毒を複数回摂取し、症状を確認しましたが死に至ることはありませんでした✍💭
まず、初めてスズメバチの毒針を刺してみた結果、ビリヤードの玉の様なコブが出来、心臓の鼓動と同じタイミングで激痛が生じ、温めれば尚痛く、冷やしても汗は止まらず痛みは消えません。
以降2回3回ともほぼ同じ症状だったので、生まれつきのアレルギー体質ではないことが分かりました。
ミツバチの場合は、蜂蜜を奪おうとした際に蚊に刺されるようにほぼ全身刺されています。特に目立つ印象はありませんが、皮膚が痒くなり、背中をかきすぎた結果、入浴の際に痛くなりました。
アシナガバチの場合は、自身の胸を刺されましたが、その時には蚊に刺されたときとほぼ同じ症状で、あまり腫れることはありませんでした。
※絶対にマネをしてはいけません。
害虫駆除業者としてハチ駆除に携わることが多くなり、スズメバチ・アシナガバチに刺された結果としまして、
「毒による痛みは全く無く、ほぼ腫れず少し痒い。24時間程度で外傷は消え、刺された形跡は見当たらない。」
という体質になっていることに気がつきました👤☕️
つまり、「ハチに刺されること」自体は危険な事ではありますが、「ハチに何度も刺されているとハチの毒が効きにくい体質になる。」ということは間違いなさそうです✍💭
とは申しましてもやはり、死に至るケースもありますし、実際に針で刺される瞬間は流石に痛いという点と眼球に刺さされるという可能性は消えないので要注意が必要です👓⚠️
乱雑した情報の中で間違っていないが正しくはないという矛盾を的確におさえながら物事を取捨選択していきたいと思います✍💭
日東防疫 株式会社